観測者ヨブ

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沢井製薬のおかげで日本株がビットコイン以下と再認識できた

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11月27日、沢井製薬 <4555> が500万株の公募増資とオーバーアロットメントによる
売り出しに伴う上限90万株の第三者割当増資を実施するほか、
自己株処分による100万株の株式売り出しを行うと発表したことが売り材料。

日本株はやっぱりクソだなと発表を読んでいて思った。。
増資発表前の不自然な株価の動きも含めて。

沢井製薬は日本国内の後発品メーカーの大手でちゃんとした会社だ
「なによりも患者さんのために」を企業理念としている優良企業。
ただ株主のためという意識が希薄なだけで悪い会社ではない。

これは沢井製薬だけでなく日本企業全般に言えることだから日本株には積極的に投資しにくい。



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【サノフィ】 デュピクセント:アトピー性皮膚炎に用いる初の抗体医薬品

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厚労省の薬食審・医薬品第二部会は11月6日
デュピクセント(デュピルマブ)皮下注300mgシリンジの承認を了承した。

アトピーの治療と言えばヒルドイド、ステロイド、抗ヒスタミン薬、重症なら免疫抑制剤のシクロスポリンを使ったりそれでも効果が無かったら漢方薬や民間療法
それだけ試しても結局治らなくて医師も患者も諦めている場合が多々ある。

そんな袋小路のアトピー治療にサノフィから全く新しい作用機序の薬が誕生した。

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【サノフィ】 ケブザラ:世界一のヒュミラを超えられるか?

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2017年9月
関節リウマチ治療薬ケブザラ(一般名:サリルマブ)が厚生労働省に承認された。
開発したのはフランスのサノフィとアメリカのリジェネロン。
アメリカと欧州では既に承認されている。

2016年売り上げ世界一の薬は関節リウマチ治療薬ヒュミラ、その売り上げは160億ドル

ヒュミラは特許が切れる関係でこれから売上が減っていくが
世界のリウマチ治療薬への需要は拡大していく。

ケブザラはそのリウマチ治療薬の一つとして発売された。

昔のリウマチ治療はメトトレキサート、リマチル、アザルフィジン、免疫抑制剤
保険適用外だが抗生物質のミノマイシン等が使用されていたがそれらの薬を使っても
治療効果が無い患者さんが居た。

そこに新しい治療アプローチである生物学的製剤というものが近年登場し
リウマチ治療の成果が格段に上がった。

生物学的製剤には大きく分けて3つあり

  1. TNF-α阻害薬・・・レミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジア
  2. CTLA4抗体・・・オレンシア
  3. 抗IL-6受容体抗体・・・アクテムラ

がある。
どの薬も売上が10億ドル単位のヒット商品。
ケブザラがその中に割って入ってどの程度売り上げを確保できるのか。


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