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【サノフィ】 デュピクセント:アトピー性皮膚炎に用いる初の抗体医薬品

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厚労省の薬食審・医薬品第二部会は11月6日
デュピクセント(デュピルマブ)皮下注300mgシリンジの承認を了承した。

アトピーの治療と言えばヒルドイド、ステロイド、抗ヒスタミン薬、重症なら免疫抑制剤のシクロスポリンを使ったりそれでも効果が無かったら漢方薬や民間療法
それだけ試しても結局治らなくて医師も患者も諦めている場合が多々ある。

そんな袋小路のアトピー治療にサノフィから全く新しい作用機序の薬が誕生した。

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【サノフィ】 ケブザラ:世界一のヒュミラを超えられるか?

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2017年9月
関節リウマチ治療薬ケブザラ(一般名:サリルマブ)が厚生労働省に承認された。
開発したのはフランスのサノフィとアメリカのリジェネロン。
アメリカと欧州では既に承認されている。

2016年売り上げ世界一の薬は関節リウマチ治療薬ヒュミラ、その売り上げは160億ドル

ヒュミラは特許が切れる関係でこれから売上が減っていくが
世界のリウマチ治療薬への需要は拡大していく。

ケブザラはそのリウマチ治療薬の一つとして発売された。

昔のリウマチ治療はメトトレキサート、リマチル、アザルフィジン、免疫抑制剤
保険適用外だが抗生物質のミノマイシン等が使用されていたがそれらの薬を使っても
治療効果が無い患者さんが居た。

そこに新しい治療アプローチである生物学的製剤というものが近年登場し
リウマチ治療の成果が格段に上がった。

生物学的製剤には大きく分けて3つあり

  1. TNF-α阻害薬・・・レミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジア
  2. CTLA4抗体・・・オレンシア
  3. 抗IL-6受容体抗体・・・アクテムラ

がある。
どの薬も売上が10億ドル単位のヒット商品。
ケブザラがその中に割って入ってどの程度売り上げを確保できるのか。


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配当利回りが5.6%のAT&Tより2.2%の地味な水道会社を買う理由

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AT&Tは高配当の代表的な銘柄
100年以上の歴史があり有名なグラハムベルが起業した会社の流れを組む
日本人投資家に人気があるのもよく分かる。
日本には配当利回り5%を減配リスク無く支払う会社はほぼ無い。
大株主の機関投資家も配当目的でこの株を持ってるから減配しようもんならCEOがクビになる。

過去を振り返ってみるとTは毎年淡々と利益の大部分を株主に支払ってきた。
これ自体は素晴らしいことだ、日本企業でTより株主に報いている企業はそう無い。

これは1997年からの20年間の配当再投資したグラフだ
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Tに20年前10000ドル投資したら2017年に23907ドルとなっており1年の平均リターンは4.45%

このデータだけをみたら投資は成功している。
しかし・・・・
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