観測者ヨブ

catalystを観測し投資するヘッジファンドalpha-catalyst

アラガンのQ3決算発表は11月1日

市場のコンセンサスは

予想売上 40.3億ドル
予想EPS 4.06ドル



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自分は100株ロングしているが今回は自信が無い。
長期視点では良い会社だがレスタシスの権利といいTEVA株@1億株といい
短期的にはさらに下落してもおかしくないタイミング。


ボトックスブランドを有するアイルランドの製薬会社アラガン

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アラガンについて

アイルライドに本社がある製薬会社
本社といっても登記がアイルランドなだけで本社機能はアメリカだが

シワ取りのボトックス注射、ドライアイ治療薬のレスタシス点眼、
過敏性腸症候群のリンゼス等を販売してる。

法人税率が安いアラガンに目を付けたファイザーが買収しようとしたが
アメリカ政府に阻止されて失敗したり
TEVAに現金337億ドルと、テバ株10%に相当する株式で後発品部門を売却したり
M&Aがダイナミックな会社。製薬会社というより製薬分野の投資会社に近いかも



アラガンの特徴

美容分野で大きな存在感を示している。

製品的にはなんといってもボトックス。
美容業界に全く縁の無い自分でも知っている程のブランド力。

2016年度のボトックスブランドの売り上げは27億ドル。(前年比40%以上増
他の医療用の薬と違って特許で守られているのではなく
ブランド力によって売上が守られているから特許切れの心配が無い。
このボトックスの収入を元に他分野の薬の開発や他社を買収して成長するスタイル

美容分野のボトックスのライバルはIPSEN社製のディスポートとメルツ社製のゼオミン、
ドイツ韓国製のRegenox等がある

少し調べてみるとボトックスよりもメルツのゼオミンの方が余計なタンパク質が少なく効果も早く
冷所で保存しないといけないボトックスと違い常温保管可能。

う~む、ゼオミンのが良い商品かも・・・

もしボトックスの売上が下がることがあればアラガンの屋台骨を揺るがす事になりそうだが現時点では
ボトックスの売上がこれからどうなるか自分には判断できない。



医療用は眼瞼痙攣や顔面痙攣で保険適用されているし頭痛や他にも薬効があるから
売上は伸びていきそう。

他にも緑内障の点眼薬でありながら睫毛を伸ばす効能も後からわかり
FDAと日本で認められたルミガン点眼。

脂肪細胞を凍らせて体外へ排出するクール・スカルプティング等

普通の製薬会社とは一味違うポートフォリオを持っている。



最近のアラガン株の下落

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今は明らかにダウントレンドのアラガン株

大きな下落要因は2つ

①二番目に売り上げが大きいレスタシス点眼薬の特許が裁判の結果喪失。
②保有している1億株のTEVA株が暴落中

①は特許権を他に移譲してなんとか権利を守ろうとしたけど裁判所が無効だと判断して
  おそらく2016年の売上14億ドル分が激減する。
②はもうテバ株が14ドル割ってて現時点でのアラガンの保有分は約14億ドル。
  もし無価値になってもそこまで深刻ではないと思う。

ここ最近の後発品会社の苦境を見てるとむしろ後発品部門を売却して現金手に入れ
借金200億ドル以上一気に減らしたのはナイス判断だと振り返ると思う。

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これからのアラガン株予想

現時点で時価総額が600億ドル
売上が約150億ドルで営業利益が半分の70億ドル
保有しているパイプラインのラインナップを眺めていても
アラガン株のポテンシャルは250ドル以上あると思ってる。

よってヨブはAGNを100株ロングしている。(2017年10月29日時点)
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