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ソフトバンクによるスイス再保険への出資交渉は決裂したらしい。そもそもなぜソフトバンクが保険業界に巨額の出資をするのか解らないといった声も聞こえた。傘下に保険会社を保有するバークシャーならともかく

これから成長するIT企業に初期段階で出資し大きくなってからその利益を享受するのが孫正義
既に世界有数の再保険会社であるスイス再保険に出資しようとした意味は・・・



キャッシュフローの増大

スイス再保険は既に世界的大企業、再保険業界で知らないものは無い。
なので利益を自社の成長ではなく配当として株主に還元している。

例年5%以上の配当利回り、特別配当がある年だと7%を上回る場合もある。
株主となれば毎年スイス再保険から安定したキャッシュが入ってくる。



バークシャーとソフトバンクの共通点

それはコア企業の収益が極めて安定していること。

バークシャーは保険業
ソフトバンクは通信業



保険と通信
この2つは他業種より入ってくるお金を計算しやすい。
毎年入ってくるお金が分かりやすいと事業計画を立てやすい。

特に保険業は顧客から先に保険料を貰える。
商売においてお金を先払いしてもらえる事はとてもメリットがある。

その安定して先に貰えるお金を投資し成長してきたのがバークシャー。

本業が安定していると全く畑違いの分野に思い切って投資することができる。
これは確固たる収益の柱があってできること。



個人投資家に当てはめると

サラリーマンは会社から安定して毎月キャッシュが振り込まれる。
少なくとも働いている限りゼロにはならない。公務員だと日本国が消滅しないかぎり給料がもらえる。
毎月安定して入ってくる給料というキャッシュを投資してソフトバンクやバークシャーのように増やしていかなければならない。

そのためには2つの段階がある

基礎と応用

基礎とはソフトバンクでいう通信業、バークシャーの保険業
サラリーマンは確かに会社から給料をもらえるが急には大きく増えない
そして収入を一つに頼るということはリスクになる。

可能な限り収入源は多様化させるべき
そして入ってくるキャッシュフローを太くする。

そのためにはまず基礎として安定高配当の株を買って毎年の配当額を増やした方が良い。
通信業で世界大手企業のAT&Tや、ボーダフォン、ブリティッシュテレコム、シンガポールテレコムといった企業は毎年5%以上の配当を支払っている。

保険業でもスイス再保険を始め高配当の会社が多数株式を上場しているので個人投資家でも簡単に投資ができる。


そして毎年入ってくる配当が一定の規模まで成長したらその応用としてソフトバンクの様にこれから急成長していく小型株に投資していけばいい。

もしその投資に失敗しても安定したキャッシュフローがあるなら困らない。

製薬業界への投資に例えると自分の様な弱小投資家はまずJNJやノバルティスといった安定高配当企業に投資してその配当益を小型バイオベンチャーに投資するべきということか

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