米フェイスブックが先月発表した決算も売上高やユーザー数がアナリスト予想に届かず、株価がその後に歴史的な大幅安を記録。株式相場の上昇をけん引してきたテクノロジーのスーパースター企業が事業運営に苦慮している兆しが示された。

  事情に詳しい関係者によると、中国は政府機関間の権限見直しに伴い、新たなゲームの認可を凍結。こうした動きはテンセントにとって一段の圧力となる。同社の時価総額は1月のピーク時以降、1600億ドル(約17兆7000億円)余り減少した。

同社の劉熾平社長は電話会議で、「売り上げの伸びで見れば、ゲームは特に弱い部分だ。主力ゲームをまだ収益化できていない」と発言。「今回のことは、われわれで手に負える範囲をやや超えているが、いずれ解決できるだろう」と述べた。[ブルームバーグ]



テンセントとFacebookの時価総額はそれぞれ5000億ドルと4300億ドル
日本最大企業のトヨタ自動車2つ分以上の価値を持つ超巨大企業

二社ともユーザー数というモノが収益の根幹となっている。
その二つのユーザーコミュニケーション企業に陰りが見えている。

表面的な問題はユーザー増加率の低下だが


政治リスク


Facebookの問題点は個人情報保護の問題
個人情報流出とそれに伴う新たな欧州でのルールの創設
その欧州ルールに対応するための新たなコスト増


テンセントも完全に政治リスク

モンスターハンターワールドのサービスを停止させられたり同社の根幹であるゲームでユーザーを引き付けるという経営スタイルに中国共産党から目をつけられている。

中国は個人の思想統制を強めている。
政治的な思想や主張だけでなく個人の趣味やゲームに至るまで。


米国や欧州は民主主義国であり何事も大義名分を用意する。
個人情報流出防止という御旗の元にFacebookやグーグルに規制を掛ける。

しかし中国共産党はそんな大義名分を必要としない。
中国で一番上位存在の中国共産党が気に入らないと言えばそれが規制される理由となる。


トランプがFacebookを潰そうとしてもできない。せいぜいツイッターで口撃するだけ
テンセントCEOが言っていた様に中国共産党の決定にはこの中国最大企業ですら歯向かえない。

この政治リスクの違いは中国株に投資する上で大きなハンデとなる。





しかし中国という閉じた世界は外から観測するには面白い存在。
国民一人一人にスコアを当てはめ評価するとか欧米先進国ではできない壮大な実験
これから中国がどう変化していくか楽しみな面もある。


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