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企業分析

【企業分析】 アストラゼネカ:免疫チェックポイント阻害薬を2つ持つ製薬会社

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本社はロンドンにあり、研究開発本部はスウェーデンのストックホルム県セーデルテリエ市にある。
スウェーデンの製薬会社アストラと英国のインペリアル・ケミカル・インダストリーズ(ICI)の製薬部門が合併して誕生した。

なのでアストラゼネカはストックホルム証券取引所にも上場しており米国、英国、スウェーデンの3か国に株式を上場している。

医療用医薬品に注力しており抗がん剤のイレッサを始めガン領域に強みを持つ。
呼吸器領域は抗がん剤だけでなく喘息の吸入薬で毎年数千億円を稼いでいる

胃酸分泌阻害薬の開発も得意で一番最初に上市されたPPIのオメプラール
そしてオメプラールの光学分割異性体であるネキシウムは年間数十億ドルの売上を記録した。


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【企業分析】 米メルク:350年前の薬局を起源に持つ世界4位の製薬会社

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世界には「メルク」と呼ばれる製薬会社が2つ存在する。

アメリカ拠点のMerck & Co., Inc.(Merck Sharp & Dohme )
ドイツ拠点のMerck KGaA

製薬会社としての独メルクは1827年にドイツでエマニュエル・メルクが創業した。
そして米国の子会社として1891年に孫のジョージ・メルクが創業。

米国支社が第一次世界大戦中にアメリカの敵国ドイツ企業という事で
アメリカ政府に接収されてしまう。その会社こそ現在の米メルク。

現在この2つの製薬会社に資本関係は無いが元を辿ればドイツにあった一つの薬局

売上的にみると独メルクは150億€と米メルクの半分強の規模だが
設立の経緯をみるとドイツのメルクが本家でアメリカのメルクが分家

大恐慌の時にグラス・スティーガル法で政治的にモルガン商会から分離させられた
JPモルガンとモルガンスタンレーの関係に似ている。
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【企業分析】 Portola Pharmaceuticals Inc:血液をサラサラにしたり固まらせたりして年間売上1000億円を目指す

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血液疾患分野において作用機序的に真逆の薬を開発している面白い会社
炎と氷を操るフレイザード将軍的な会社


2016年の売上は開発パートナー企業からのマイルストンフィーで薬としての売上は無い
第一三共から1000万ドル バイエルとヤンセンとブリストルとファイザーから1400万ドル

FDAに承認された薬は一つだけ。
臨床試験段階の薬が2つある。

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【企業分析】 ファイザー:ブルックリンの町工場から世界最大の製薬会社へ

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2016年売上世界最大の製薬会社ファイザーは2人のチャールズさんが創設した。

薬剤師であるチャールズ・ファイザーとお菓子職人のチャールズ・エアハルト
この2人は従兄弟

ファイザーは売上で二位に甘んじることはあるがすぐに他の製薬会社を買収して1位に返り咲く。
近年は自社開発薬より買収した会社が持っている薬がヒットすることが多い。
自社開発に注力していた時代は重要な抗生物質を数多く開発していた。

ファイザーブランドとして薬を販売したのは比較的歴史が浅く1950年から
それまではビタミン剤やペニシリンを製造販売。

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【企業分析】 ノバルティス:22年連続増配の配当貴族

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世界最大の製薬会社はファイザー
そのファイザーより研究開発に資金を投資しているのがスイスの製薬会社
ロシュとノバルティス

この2つの製薬会社は年間約1兆円をかけて新薬の開発に取り組んでいる。

そしてライバルロシュの議決権ベース3割を保有してるのがノバルティス
ノバルティスの株を買う事でロシュにも間接的に投資することができる。


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