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個別薬

デパス:日本で最も多く処方されているMade In Japanの精神安定剤

depas



アメリカ合衆国にヴァリウムがあるなら大日本帝国にはデパスがある。


デパスは精神安定剤で、吉冨薬品(現田辺三菱製薬)が創成した。
日本において処方数と知名度で二位以下を大きく引き離し大差をつけている。

日本の安定剤と言えばこれ
インスタントラーメンといえばカップヌードル
日曜日のアニメと言えばサザエさん的な存在

サザエさんのエンディングを見て迫りくる月曜日の不安に抗うために服用するのがデパス

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【ロシュ】 ジアゼパム:全米で大ヒットした精神安定剤

製品画像


一般名: ジアゼパム

1960年にHoffmann− La Rocheの研究所でスターンバック博士により合成された精神安定剤

日本では武田がセルシン、アステラスがホリゾンという商品名で販売している。
アメリカでの商品名はヴァリウム

アメリカで最も売れた向精神薬でローリングストーンズの歌にも登場

Mother's little helperというタイトルの歌

最近の母親達は疲れている、でもそれは必ずしも病気ってわけじゃないんだ
この小さな黄色い錠剤(ジアゼパム)がある、これさえあれば忙しい主婦業もやっていけるんだ~
旦那の料理を作るのが面倒くさい時は2錠あれば大丈夫♪
でも精神科を受診した後ですぐにまた4錠きめる~(^^♪

というCoolな歌が発表される位に大ヒット

画像の錠剤は青いが純粋なジアゼパムは白色~淡黄色の結晶性続きを読む

【米メルク】 ゼチーア:the first and onlyの小腸コレステロールトランスポーター阻害薬


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シェリングプラウ(米メルク)によってゼチーアが発見されたのは1994年。
その後、ゼチーアは臨床試験においても優れたコレステロール低下作用を示したことから、
ドイツとアメリカで2002年に承認され日本でも2007年に発売された。

しかし実は2002年にFDAに認可された時点でなぜゼチーアがLDLを低下させるかは不明であった。
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【米メルク】 ジャヌビア:世界初のDPP-4阻害薬を開発した結果・・・

ジャヌビア



一般名:シタグリプチン

名称の由来:JANUS(ヤヌス、二つの顔を持つ神)、via(経由)から命名

膵臓で血糖値を下げるインスリンの分泌を促進して
膵臓で血糖値を上げるグルカゴンの分泌を抑制する
2つの作用機序をジャヌビアは持つ

ジャヌビアは世界初のDPP-4阻害薬として米国の製薬会社メルクが開発
2009年に新規性・有用性が高く、従来の医薬品と基本骨格から異なる画期的新薬として発売

日本では同じ成分のグラクティブ錠が併売品として小野薬品工業からも発売されている。
単独投与では肥満や低血糖を起こすことなく高血糖を改善し、 膵β細胞の保護作用も有する。

2018年現在、DPP-4阻害薬は多種多様な薬が各製薬会社から発売されているが
HbA1cを下げる効果に大きな違いはない。
しかしジャヌビアは日本でDPP-4阻害薬として市場シェアNo1を取っている。
なぜなら一番最初にDPP-4阻害薬として発売された薬だから

ブルーオーシャンに飛び込めるとこれだけ大きな利益が得られるという見本のような薬

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【塩野義】 ゾフルーザ:タミフルとの違い

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ついに誕生した一回飲み切りタイプの抗インフルエンザ薬。
日本の製薬会社である塩野義製薬で開発された抗インフルエンザ薬。
タミフルを開発したスイスの製薬会社ロシュと海外の治験で協力している。

塩野義は既に抗インフルエンザ薬ラピアクタを日本で発売されているが
この薬はアメリカのバイオクリスト社が開発したもの

ゾフルーザは塩野義製薬が一から開発した新規作用機序を有するインフルエンザ治療薬。
鳥インフルエンザウイルスへの効果も有する。なので有用性加算も認められている。


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